唐辛子とは

起源



その和名は漢字で「唐辛子」と書き、“唐”つまり中国からの渡来した辛いものという意味。
    
    しかし、原産地は中央・南アメリカである。厳密な原産地を特定することは植物学者のあいだでも重要な研究課題となっており、今なお論議が続いているがボリビア中部地方というのが定説になっている。原産地では紀元前から栽培されており、コロンブスによって1493年スペインに伝えられた。
    
    イギリスには、1548年に存在していたことを示す記録がある。日本にいつ頃入ったかは諸説あるが、1542年にポルトガル人が伝えたという説や、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に持ち帰ったとする説がある。江戸時代に入ると各地に広まり、房なりに果実をつける八房(ヤツブサ)や辛みの強い鷹の爪(タカノツメ)など独特の栽培品種も作られた。


利用法の歴史



唐辛子には驚くほどの多様な利用法がある。食用にすることは、その利用法のひとつにすぎず、時には人を脅かすために使われることもある。
    
    例えば、侵略してきたスペイン人を撃退させるために、インカの人々が使ったものは、唐辛子だった。彼らはスペイン人の行く手に乾燥させた赤唐辛子を山と積みあげて火を放ち、侵略者の目をくらませた。
    
    また、マヤの人々は、おしおきをするために、子供を唐辛子の煙の中に突っ込んだり、西インド諸島を植民地支配したイギリス人は、反抗的な態度をとる奴隷を罰するために彼らの目にバハマ産の辛い唐辛子を塗りつけたという。
    
    現在でも食用の他、防犯対策、防虫、殺菌、薬用などにも使用されている。


体に良い「カプサイシン」



唐辛子にはカプサイシンという辛味成分が含まれています。
    
    このカプサイシンが体脂肪を燃やすダイエット効果、健康増進効果などの効果をもたらすとも言われております。坂本農園のおいしい唐辛子にはもちろん、調味料もご用意しておりますので、日々の食卓でご使用頂けます。
    
皆様も坂本農園のおいしい唐辛子を是非お召し上がり頂き、カプサイシン・パワーをご実感下さいませ!